【袋田病院美術館 artfesta 2019】

袋田病院美術館 artfesta 2019、行ってまいりました。

印象的だったのは、点滴スタンドを持った若い子でした。

展示作品を見て回っていて、袋田病院の患者さんなんでしょうけど、
なぜか自分には患者さんに見えなかったですね。点滴持って歩いているのに(笑)

姿勢であったり、表情であったり、何となく雰囲気で分かるんですけどね。
自然でしたね。アート作品を鑑賞している、その姿が。
単に近くの子がフェスを見に来たのかな、って。そう思いました。

もちろん患者さんっぽい患者さんもちゃんといて😄

 

ふら~っとその辺を歩いていて、作品をちら。それを見ている人をちら。
素知らぬ顔をしてエレベーターで上の階へ上っていきました。

足湯のコーナー、生ライブも良かったですね~。足湯から少し離れた、能楽のような舞台の上で。

革?のコートを着た、ぱりっとした格好の歌い手が、
ふら~っとやって来て、アコギで15の夜を熱唱してました。

普通にうまい! 開演も閉演もない。セットリストも何もない。
歌いたい歌を歌いたいだけ歌ってさっさと帰るワンマンショー。
この潔さ、フリーダム感。外国の大物アーティストのごたる! 👍

 

旧病棟に展示されていた、上下が逆さまになった世界も良かったです。
患者さんが見る幻覚を再現した世界。看護師の方が製作にかかわったとのこと。
外の壁に重力を無視して立っていた人の像。もしあれがいつも見えていたとしたら、
単純にこわいですね。

そして、何よりも思ったのは、この作品を作るのは大変だっただろうな、という裏側の努力。

きっと残業してたんだろうなとか。
もしかしたら夜勤明けで参加していたのかなとか。
そこに思いがいっちゃいました。

身内や自分が関わっていない限り、
まず行くことのない、精神科病院という非日常的な場所で。

 

いつもとは違う、フェスティバルという特別な時間の中で。

でも、アート作品とそれを見る人たちが構成する空気は、
会場を包んでいた雰囲気は、例えて言うなら夕暮れ時の商店街みたいな。
活気があって、わいわいしてるんだけど、決して騒がしくはない、
人が何かを期待して自然と集まる場所。そんな印象を受けました。

非日常 × 特別 = 近所の商店街

って、自分で書いてて訳が分かりませんな。こりゃ(笑)
たぶん何かもっとうまい、キレイな表現、あるんでしょうけど。自分にはこれが限界です。

惜しむらくは、台風が来てしまったということ。
誰のせいでもないのだけれど。
たぶん100%ではなかったでしょう。
町にも甚大な被害が出てしまって、
大変だったという言葉では済まされない状況だったと思います。

でも、負けずにフェスティバルをやりきった。
病院の関係者と上原さんに、そしてフェスを訪れ、
盛り上げ、楽しまれた地域の方々に。

何より感謝の念と、最大限のリスペクトを捧げたいと思います。

文責)津波古祥太

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